不動産売却における「セカンドオピニオン」とは、売却活動開始後の『本当に今の売却方法でいいのか……』『不動産会社はしっかり販売活動してくれているのだろうか……』といった不安を解消するためのサービスです。中立的かつ専門的な立場で、不動産売却の健全性や合理性、価格の妥当性を見させていただきます。
MOKUJI
弊社のセカンドオピニオンでは、次の3つの点を重点的に拝見させていただきます。
残念ながら「健全さ」に欠けた不動産会社も少なくありません。具体的にいえば「囲い込み」によって、売主の利益以上に自社の利益を優先するような不動会社も見られます。
囲い込みとは、その名のとおり物件情報を囲い込み、他社に情報を開示しないという悪質な行為です。情報開示していても「契約予定」「売却停止中」などの理由を並べて、客付けを拒むケースも見られます。囲い込みをする不動産会社の目的は「両手成約」を目指すため。売主だけでなく、買主も自社の顧客とすることで仲介手数料を2倍受領するために物件情報を囲い込んでしまうのです。
囲い込みをされてしまうと限られた中で買主を見つけなければならないため、売却期間の長期化や成約価格の低下が懸念されます。
弊社では、売主同席のもとで不動産会社に対して物件の状況確認の連絡を入れ、囲い込みをしているかどうか確かめます。囲い込みが見られる場合は、即座に不動産会社を切り替えることをおすすめします。
囲い込みをするような悪質な不動産会社ではなかったとしても「力量不足」が見られる可能性があります。一目で不動産会社の力量が測れるのは、物件情報です。掲載されている写真の数やクオリティ、網羅されている情報の質や量などから、販売戦略の合理性をジャッジします。
不動産を早く、高く売るために必要なのが「価格の妥当性」です。これは健全性にも通ずることですが、中には選んでもらおうと、売れるはずもない高額な査定額を提示する不動産会社も見られます。これもまた日本の不動産市場で古くから見られる悪しき慣習の一つ。「高預かり」と呼ばれる行為です。このような悪質な不動産会社による査定を鵜呑みにし、市場価格を大きく上回る金額で売り出していれば、売れるものも売れません。
戦略的に高く売り出している場合を除き、高額すぎる売値は買主を遠ざけてしまう一因になるため、早急な見直しが必要です。
弊社のセカンドオピニオンは、ご来店・担当者のご訪問・オンラインなどどのような形でも承ります。いずれも無料です。悪質な行為が見られる場合は、媒介契約期間中であっても解約し、他の不動産会社に切り替えることができます。不動産売却は売り出し開始当初から徐々に注目度が下がっていきます。貴重な時間を無駄にしないためにも、少しでも気になる点があればお気軽にご相談ください。
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