不動産を売却するまでには、さまざまな工程があります。私たち不動産会社は、安心・安全かつスムーズにお取引いただけるように努めますが、売主自身が行動し、判断しなければならない局面も少なくありません。
ここでは、不動産を売却するまでの流れと各ステップの詳細を紹介します。
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不動産売却のファーストステップは、売却査定です。不動産会社に依頼すれば、無料で査定してもらえます。査定結果などを踏まえて、売却を依頼する不動産会社を選定しましょう。
続いて、不動産会社と媒介契約を締結します。媒介契約の種類は「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3つです。媒介契約の締結をもって、販売活動が開始します。
物件情報に興味を持った方が内覧に来ます。居住中の場合は、少しでも好印象を持ってもらえるよう、内覧に備えて清掃しましょう。内覧中はとくにしていただくことはありませんが、内覧者から物件のことや周辺環境のことを聞かれる可能性があるため、情報を整理しておくと良いでしょう
内覧後、購入を決めた方から購入申込みが入ります。この時点では、まだ売買は決まっていません。申込み後に価格や条件面を調整し、双方が合意したら契約の運びとなります。
売買契約では、重要事項説明を読み合わせ、契約書に署名・捺印したうえで手付金を受領します。不動産売買では、売買契約から物件の引き渡しまで1〜2ヶ月程度の期間が空くのが一般的です。買主はこの間に融資の契約をし、売主は引き渡しの準備を進めます。
決済日には、手付金を除いた売買代金の全額を受領します。住宅ローンが残っている場合は、このときに完済し、物件の所有権移転手続きをします。
不動産の売却で「譲渡所得」が発生した場合は、売却した翌年の2月16日から3月15日までに確定申告する必要があります。譲渡所得とは、売却益を指します。譲渡所得には所得税・住民税が課されますが、確定申告で控除特例の適用を受けることで税額を減らしたり、ゼロとしたりすることも可能です。
不動産の売却は、多くの方がそう何度も経験するものではありません。経験していないことには不安がつきものですが、大まかな流れを知っておくだけでも、気持ちに余裕が生まれるものです。ご不明点があれば、どのようなことでもお気軽に担当者にお尋ねください。
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