不動産は時間をかければかけるほど高く売れるというものではありませんが、限られた時間の中では条件面で妥協せざるを得なくなってしまうこともあります。さまざまな都合や事情もあるでしょうが、ある程度、時間的に余裕を持って不動産を売ったほうが、好条件で売れる可能性は高まります。
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不動産会社が提案する査定額には、一定の幅があります。たとえ不動産会社であっても、売れる金額を寸分違わず言い当てることはできないため、3ヶ月程度で売れると考えられる金額を中心に、上限は「チャレンジ価格」、下限は「確実視される金額」まで幅をもたせて提案するのが一般的です。
チャレンジ価格とは、時間的に余裕があれば挑戦しても良いかもしれないという金額を指します。たとえば、3〜4ヶ月程度で売れると考えられる金額が3,000万円だったとすれば、チャレンジ価格は5〜10%高い金額になるのが一般的です。
3〜4ヶ月程度、時間が取れるのであれば、チャレンジ価格で売り出し開始し、反響などを見ながら徐々に金額を避け、市場とマッチする金額で成約。という戦略を取ることも可能です。
一方、1ヶ月で売らなければならない場合は、チャレンジ価格で売り出すのは少々危険です。売り出し開始当初から確実に売れると考えられる金額で売り出し、タイムリミットに向けて徐々に価格を下げていくか、市場価格の7〜8割で取り引きされる「買取」で売却するなど取れる手段が限定されます。
不動産を売り出すまでには、不動産会社に相談して、査定を受け、媒介契約を締結するという工程が必要です。一般的に、この間は2週間程度。長くても1ヶ月程度ですが、次のようなケースは不動産を売り出すまでにさらに時間を要する可能性があります。
なんらかのトラブルやお悩みがある場合は、売却相談から売り出し開始まで半年や1年、期間が空くことも少なくありません。
弊社では、売却前の課題・問題の解消からサポートさせていただいております。「売却するのはまだまだ先」という状況でも問題ございません。ご自身の利益を守るため、できる限り早くご相談ください。
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