住まいの売却時に忘れがちな手続きの一つが「火災保険の解約」です。火災保険の加入率は約70%。「加入しているかわからない」「残存期間が残っているかわからない」という方も多くの場合、火災保険に加入されています。解約手続きをせず、新居でも火災保険に加入すると重複加入になってしまうため、忘れずに手続きするようにしましょう。
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火災保険の解約自体は、そう難しいものではありません。契約者本人が保険会社や代理店に解約の連絡をすれば、解約手続きの書類が郵送されてきます。必要事項を記載して返送すれば解約手続き完了です。対面での手続きもできます。
火災保険の残存期間がある場合は、解約返戻金が受け取れることもあります。ただし、解約返戻金の条件は商品によって異なるため、確認が必要です。
火災保険は、住宅ローンのように毎月、保険料が引き落とされないため、加入したこと自体を忘れてしまっている方も少なくありません。保険会社がわからないこともあるでしょう。
加入している火災保険を確認したい場合は、以下のように調べてみましょう。
火災保険は、火災や落雷、風災、水災などの被害を補償してくれる保険です。地震保険を付帯している場合は、地震による被害も補償してもらえます。
不動産は、引き渡すまで自分に所有権があります。災害は、いつどこで起こるかわかりません。引き渡し前に被災する可能性を考慮し、火災保険の解約日は必ず引き渡し後とするようにしましょう。
売買契約後は、引き渡しに向け、やるべきことが多くあります。この時期に火災保険に加入しているかどうかから調べることにならないよう、できれば売却中に保険会社や残存期間など確認しておくことをおすすめします。
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